遠藤ヒズミの blog

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【EX-LDC161DBM】 モバイルディスプレイ ファーストインプレション!

挨拶

はじめましての方ははじめまして
ご存知の方はそうだよヒズミさんだよ。

ファーストインプレションって、日本語が訳だと「第一印象」って意味だそうです。
横文字は人の目を引き、なんかすごそうな印象を与えますが、なんとなくで使うと意志疎通を妨げになります。
日本語での意味を理解して使っていきたいですね。

今回は、I-O DATAのモバイルディスプレイ EX-LDC161DBMを使ってみた感想、つまりレビューを書いていきます。

内容物

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  • キャリングケース
  • Type-Cケーブル
  • Type-CのACアダプター
  • HDMI - Mini HDMIケーブル

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そして、15.6インチのモバイルディスプレイです。

これ一つ買うだけで、必要なものは揃います。
そこらへんに転がってるHDMIケーブルを持ってきたり、追加で買う必要がありません。

キャリングケースが着いてるので、移動中にディスプレイを割ると言うことも無さそうです。(まぁ、今のご時世、あまり外には出ないのですが。)

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外観

まず、正面。
開ける前に、15インチって、ノートパソコンだと大きい部類に入るのでこれも大きいのかなと思いました。
しかし、あまり大きさを感じないですね。ベゼルが薄いせいでしょうか。

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12.9インチiPad Proを上に置くとその大きさを感じますが。

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本体も仕様だと730gで軽い。
実際、持っても重さを感じません。
リュックにいれてもあまり気にならなそうです。

ベゼルは今時でとても薄い。僕の好みです。 (4.8mmかな?)

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(ベゼルが厚いと、そのクソデカベゼルの分、 相対的にディスプレイが小さく見えてくるし、要らんやろと、無駄だろ。チープベゼルはレトロガジェットだから味が出るのだ)
ベゼルは、樹脂製でさわった感じはザラザラした感じで少し厚みがあります。 うっかり前に倒しても、この厚みでダメージからディスプレイを守ってくれそうな印象があります。

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前面にステレオスピーカーが搭載されてて、音楽再生も可能です。

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音質は聞けるだけマシレベルですが、ディスプレイにスピーカーがあるだけで、価値があるのです。
モバイルディスプレイなのにスピーカー接続必要だとそれは大きなマイナスポイントですね。
持ち運ぶ荷物は少ない方が嬉しいです。

側面

側面をみた瞬間、感じるのは、その薄さ。
ノギスで測ると、7.2mmくらいですね。 f:id:endo_hizumi:20210221200442p:plain

近くにあった同じく薄いiPad Proと比べると、ディスプレイ部は、iPad Proと同じくらいですね。
薄いとクールな印象で良いですね。

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(左がiPad Pro 12.9インチです。)

左側面に接続端子があります。 用意されている端子は、USB Type-C × 2・Mini-HDMI・3.5mmのイヤホンジャックです。

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Type-Cはどっちにさしても映像と音声の入力、給電が可能です。ただ、二つ差しても片方しか表示されません。
片方に電源をさして、もう片方で映像を入力をするという感じに使えますね。

背面

背面はアルミですかね。 ひんやりと冷たいので少なくとも樹脂やプラスチックでないかなと思う。 中央には、自立させるためのスタンドがついてます。

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こう備え付けのスタンドあると荷物が減っていいですね。 このスタンドは、10度から62度まで好きな角度で調整が可能です。

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62度までやると、「おぉい!EX-LDC161DBMくぅん!君は液タブにでもなるつもりかい?」と思うくらい角度つきますね。 f:id:endo_hizumi:20210221003020j:plain

残念ながらタッチパネルではないので、スタイラスで絵を描くことはできません。
PowerPoint資料など、営業職の人がお客さんに見せるときに使うんでしょうか。知らんけど。
ちなみに、底面には滑り止めが着いており、どの角度でも安定してます。

そして、左下にあるのが操作スティックです。 電源ボタンをかねていて、長押しすると電源のオンオフを切り替えることができます。
360度グリグリとジョイスティックを回すことができます。
f:id:endo_hizumi:20210221180742j:plain 画面出力中に、ジョイスティックをどこでいいので倒すと設定画面が出てきます。 ここで、バックライトの明るさ(照度)・音声ボリューム・入力切り替えの設定の変更ができます。

上下にジョイスティックを動かしカーソル移動させ、右に動かすことで決定・設定の適用をすることができます。 ちょっとクセがありますが、メニューも説明がついてるので、迷わずに操作できます。

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実際につないでみた

画質は問題無いレベルです。
凄いキレイ!と言うわけではありませんが、特に粗いわけでもなく、日常的に使う分には困らないです。
FullHDなので、(1980 × 1080)表示範囲も広いです。
ADS液晶という聞き慣れない名前ですが、IPS液晶同様に横から覗いても、色味が変わったりしないので、マシンの横に置いてもおkです。

MacBook Pro

ちょっとびっくり、Night Shiftに対応していた。
画質はRetina程ではありませんが、十分にキレイです。
(そもそも、比較対象がおかしい)

Xperia 1 II

結論から言うと、動画めっちゃ見やすい。 しかし、バッテリーをすごい食う。 消費が充電量を上回るので、5,6時間の長時間配信の視聴は無理ぺこ。

6,7インチのスマホを15インチにつなぐと動画がすごい見やすい。
スマホUIなので、VTuberのゲーム配信とかコメントを横に表示しながら見ることができるのが地味に良い視聴体験。

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Android 10から試験的にデスクトップモードが実装されているので、スマホと別のアプリを使うことが可能です。
大画面にキーボードとマウスを繋いで、パソコンのように文章作成や資料作成・動画視聴が可能。とても良い。

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しかし、Xperiaだけだと、配給電流が不足してて、ACアダプターでEX-LDC161DBMに、電力供給してやる必要があります。

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iPad Pro 12.9インチ

MacBook Pro同様に、USB Type-cケーブル1本でつなぐことができます。 しかし、iPad Proの時点でデカいのに15インチにつなぐ理由ある?? ミラーリングだし。 あまり利点を感じませんでした。

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Nintendo Switch

スマブラ楽しい
ドック経由で、HDMIで接続し電力をACアダプターから供給すれば、行けます。

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しかし、付属品のHDMIケーブルを使うと、Switchドックが閉まらないので、別途ケーブルを購入しましょう

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まとめ

  • USB接続とmini-HDMI接続に対応した薄型15.6インチのモバイルディスプレイ
  • キャリングケースが付属しているので、持ち運びに不安がない
  • 無段階での角度調節が可能
  • ADS液晶で横からのぞいても鮮明に映る

モバイルディスプレイに興味あるけど、知らないメーカーで失敗したくない人は、EX-LDC161DBMどうでしょうか。 軽くて取り回しもいい。画質も十分。メーカーの保証も3年もあるので万一の時も安心です。 すごく良い!!と言うわけではありませんが、逆に使いづらいポイントもなく、今のところ不満はありません。 Type-Cで接続できれば、一本で済むのでコンパクトに済みます。 消費電力もモバイルバッテリーで賄える程度なので、電源の確保に困りません。 (言っていて、不満より評価ポイントが多い) モバイルディスプレイに興味があるけど、知らないメーカーで失敗したくない人は、買って損はないと思います。